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第二章 伝説へのまなざし
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龍はびっくり仰天、空をみあげると雲間からは天女が現れました。天女は弁天様の化身です。
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天女の美しさに魅せられた五頭龍は結婚を申し込みますが、悪行をやめるまではと断られてしまいました。
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龍はかんがえたすえ、天女のいうとうりに悪行をやめると誓いました。さすが弁天さま、上手に龍を改心させたわけですね。
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龍はしばらく天女と一緒にいたのち、悪いことはしないことを再び誓い江の島を去り、山になったそうです。山の名前は竜口山と書いてあります。
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縁起はさらに弁天様の多くの霊験を語り、源実朝と思われる将軍が新たな社殿をつくったところでむすばれています。
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なるほど、天女はやはり弁天様だったわけですね。
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八臂弁財天 岩本楼所蔵
岩本楼には、もう一体の弁天様が残されています。
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江島神社の像と同じく宇賀神と習合したお姿で、手には宝珠をもち、中世の面影をいまに伝えています。
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この伝説にちなみ、新たな名所もできています。
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恋人の丘「龍恋の鐘」
岩屋みちから南へはいったところ。恋人の丘です。この龍恋の鐘は、藤沢市観光協会が全国に声をかけ、永遠の愛を願いまた誓う人たちの協力を得て、平成8年に完成しました。
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新江の島展望灯台
こうしたかたちで伝説がつたえられるのは素晴らしいことですね。やはり、江の島はロマンあふれる天女の島なのです。
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旧江の島展望灯台
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新江の島展望灯台
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ところで、龍はその後どうなったのでしょうか。江の島のシンボル、展望台にのぼってさがしてみましょう。
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展望台からは、360度、雄大な海と、空が見渡せます。
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Last Updated: September 21, 2016